裸足になるためにWordPressのカスタマイズ入門書
ブログサービスは、色々なデザインが公開されているのが便利です。そのためデザインセンスが無い私でも、それなりの見栄えサイトを簡単に作れました。だってテーマを選んで反映させるだけ。
ただ無料サービスだとどうしても手を入れられる部分に制限があります。有料にするならもっと手を入れられる部分は広がるのですが、やっぱり隔靴掻痒というかもうちょっとのところで手が届かない部分があります。
そこで、やっぱりもっと「痒いところを掻きたい」ということでサーバを借りて WordPress を導入しました。
WordPress は、オープンソースプロジェクトとして開発されています。そのためカスタマイズに必要な全ての情報は Web ページから取得できます。しかし右も左も分からない状態だと Web ページから情報を集めるのは効率が悪いので、最初の基本情報収集には、本が一番便利です。
WordPress 入門のおススメ本
WordPress に本は何冊も出版されていますが、最新版の 3.0 系列は前のバージョンといろいろ変わっているらしいので、WordPress 3 に対応したものから選びました。
検討した本と感想は以下の通り。
- 10 日でおぼえる WordPress 入門教室(ISBN:978-4798123127)
- 一番て取り足とりインストールからカスタマイズの方法が書かれています。しかし、基本すぎてブログを HTML や CSS を多少でも知っていれば、本当に 10 日後には用済みになってしまいそうです。
- WordPress レッスンブック(ISBN:978-4883377244)
- WordPress には、色々なデザインのテンプレートが公開されていますが、この本はそれらをすべて無視してほとんどゼロから自分でブログをデザインする方法が書かれています。 公開されているテンプレートを使うのではなく、テンプレートを公開するようなデザイン力のある人が対象です。なので私にはデザインセンスが無い私がこれを参考にしたら、やたらとさみしいサイトになってしまいます。これはもう完全にお呼びではない感じ。
- 基本からしっかりわかる WordPress 3 カスタマイズブック(ISBN:978-4839936075)
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結局選んだのは、この本。WordPress のデフォルト・テンプレートを編集するしてカスタマイズするのは、「10 日でおぼえる WordPress 入門教室」と同じですが、よりも詳しく書かれているのでこれを買いました。 特に細かい部分は省略して分かりやすコメント入りでソースコードが載せてあるのと、表示されるページの部分のどこがソースコードのどこに対応しているのかが書かれているので、ここを変えたいという時にどこを変えれば良いか分かるのがとても良かったです。ソースコードはもちろんパソコン上で見られるものですが、全体を把握するのにとても役に立ちました。 ただ入門書としては良かったが、この先もずっと手元に置いて参考にするにはやはり物足りないきがします。今にして思えば、次に買った「PHP による WordPress カスタマイズブック(ISBN:978-4883377305)」を最初に買うべきだったかなと思っています。
- WordPress スーパーカスタマイズ 3.0 対応 ポテンシャルを 100%引き出すテクニック(ISBN:978-4797360882)
- 探していた本の方向とはちょっと違いましたが、他の本にはプラグインを使ったカスタマイズに付いてはほとんど触れられていなかったので、そおいう意味ではユニークな内容です。でも、そのために本まで買う価値のある内容かというとかなり微妙。
ということで、WordPress の基礎知識は詰め込んだので、次は実践です。