超コンパクト、カードサイズのスマートフォンXperia mini(ST15i a.k.a. S51SE)
スマートフォンを選ぶ基準はユーザ毎に異なるでしょうが、私が重視するのはコンパクトさ。そしてついに超コンパクトなスマートフォン Xperia mini を見つけました。
スマートフォンは、この 1 年で急速に普及しました。ちょっと前までは iPhone を使っている人を見ると「おっ!」と思っていましたが、最近では全く気にも留めないくらい普通な光景です。
スマートフォンの普及に伴い端末の選択肢も非常に豊富になりました。その結果、たくさん機種があり過ぎてどれを選ぶかかなり迷いました。私がスマートフォンに一番期待したのは、外に出ている時にふと思ったことをその場で検索できることです。そのため Web ページが読みやすい大画面の端末を選びました。現在使っている Galaxy NEXUS(SC-04D)は、Web ページなど文字がたくさん書かれている画面でも読むのが苦になりません。
大画面スマートフォンは、携帯に不便
大画面の端末は見やすくて便利な半面、携帯が不便でした。Galaxy NEXUS は、これまでのケータイに比べて 2 倍くらい大きいので、ポケットに入れておくには収まりが悪いし、首から下げておくのはブラブラして邪魔な気がします。大抵の女性のように常にバッグを持っていればその中に入れておくということも可能ですが、使いたい時にサッと出てこないのももどかしい気がします。
その結果、購入したスマートフォンは通勤鞄と常にペアとなって、これまでのケータイを手放せないでいました。
カードサイズの超小型スマートフォン
そこで画面が小さくなってもポケットに入れていても違和感のない小型のスマートフォンが無いかと中古のスマホ売り場にしばらく通っていました。
すると S51SE という Sony Ericsson 製の端末を見つけました。S51SE は、非常にコンパクトでクレジットカードと同じ大きさで、これまで使っていたケータイよりも小さい位です。Galaxy NEXUS に比べると、面積比で半分位です。
ただしこの S51SE は、イーモバイル向けの端末です。一般的に日本で発売されている端末の多くは他社の SIM カードを入れても使えないように SIM ロックが掛けられていまが、調べてみると実は SIM フリーで実際に S51SE に Docomo の SIM を入れて使えたというよう Web ページも見つかりました。
そこで買う決意をしてお店に行くと、この端末は既に売れてしまっていました。
S51SE の国際版 Xperia mini を入手
なんとなく諦めきれずに Yahoo!オークションを見ていたら S51SE の国際版、正真正銘の SIM フリーな Xperia mini(ST15i)を見つけました。これならば SIM ロックの心配はありません。
もう迷う要素は無いのでエイヤッと入札札し、数日後には端末が手元に届きました。
国際版の Xperia mini は、標準で日本語が使える
国際版の Xperia mini(ST15i)とは言っても、標準で日本語が使えます。設定で日本語を選べば表示が日本語化され、POBox が初めから入っているので日本語入力に不自由はありません。また Xperia mini(ST15i)の画面は、480×320 ドットと Galaxy NEXUS(1280×720 ドット)に比べるとぐっと小さいが、使ってみてそれほど不便は感じませんでした。
Xperia mini の気になる点
ただちょっと気になる点が2ヶ所あります。
一つ目は、モバツイ touch でツイートを入力する時にソフトキーボードと変換候補が表示されると入力欄が完全に隠されてしまいます。Gmail だと問題ないので、入力欄を表示する場所のデザインによるのだと思います。
もう一つは、表示される日本語フォントが見慣れない書体だということです。だいたいの文字は違和感ないのですが、「今」や「空」の字形がパソコンやケータイなどで見かける字形と異なっています。慣れの問題と言えるのかもしれませんが、ちょっと気になります。
参考:イーモバが国内最小・最軽量アンドロイド『Sony Ericsson mini(S51SE)』発表(Aria や Xperia との比較、触ってきたレポート追記)