画面キャプチャをMarkdownにコピペ感覚で貼付け
Makrdown は、文章中に画像を入れることができます。しかし、画面のキャプチャを取得して貼り付けるのは少し手間がかかります。この面倒が、Visual Studio Code であれば、拡張機能 Extension を使用して文字列をコピペする感覚で画像を挿入できます。特に Ubuntu 22.04 ではキャプチャした画面がクリップボードに保存になったので、非常に便利になりました。ここではMarkdown Image
を紹介します。
目的
Markdown には、外部へのリンクと同じような記述方法で画像を文章中に挿入できます。しかし、操作方法の説明とか多くの画面キャプチャを文章中に入れるのは、それなりの手間がかかります。
Ubuntu 22.04 になり画面キャプチャの取得が簡単になったので、Makrdown への画像の貼り付けをもっと簡単にしたい。
方法
Visual Studio Code で Markdown に画像を簡単に貼り付けできるようにする機能拡張を探したところ、次の2つが見つかりました。
このどちらもクリップボードの画像をコピペ感覚で Markdown に貼り付けられます。
ただし、どちらも機能拡張だけではなく、xclip
などのコマンドをインストールする必要があります。詳しくは、それぞれの機能拡張の説明を参照してください。
Markdown Image を採用
Markdown Paste
とMarkdown Image
を比較すると、Markdown Paste のほうがインストールされている数が多いようです。それに多機能のようです。
しかし、単純に画像を Markdowsn に貼り付ける単機能で良かったので、私は、Markdown Image
を採用しました。
使用方法
設定
Markdown Image
を使用するには、Linux の場合はxclip
が必要ですのでインストールしておきます。
$ sudo apt install xclip
また、画像ファイルをどこに保存するかをLocal:Path
で設定します。
私は、Markdown と同じディレクトリーに保存したかったので、.
を設定しました。
画像ファイルのファイル名は、Base:File Nmae Format
で指定します。
画面のキャプチャ
Ubuntu 22.04 では、画面キャプチャーがPrtSc
キーを押すだけになりました。
これまではPrtSc
キーと他のキーの組み合わせで、画面全体をキャプチャする場合、1 つの Window をキャプチャする場合、ある範囲をキャプチャーする場合を選んできました。
しかし Ubuntu 22.04 では、PrtSc
キーを押すだけになりました。その後表示される画面でキャプチャ内容を選択します。ショートカットキーのほうが早いですが、大抵ショートカットキーをググっていたので、私は楽になりました。
また、キャプチャした内容は、デフォルトでクリップボードに取り込まれるので、今回の Markdown に貼り付けるような用途にはうってつけです。
画像の貼り付け
画像の貼り付けは、デフォルトのショートカットではAlt + Shift + v
です。
この機能拡張の Web ページでは、Ctrl + Shift + v
となっており、「なぜ貼り付けられない?」と悩みました。修正の PullRequest を送ったので、取り入れてもらえると嬉しいけど。
もちろん右クリックのメニューからPaste Image
を選択しても画像を Markdown に貼り付けられます。