Gitのデフォルト・エディタにVSCodeを指定
目次
Git で使用するエディタは、設定ファイルのcore.editor
で指定する。ただし VSCode は、コマンドラインから起動すると background になるため、foreground で実行するように--wait
オプションを加える必要がある。
目的
Git の commit や interactive rebase で使用するエディターを Visual Studio Code (VSCode)にする。
コマンドラインで Git を使っていてエディタが必要になった場合は、環境変数EDITOR
で指定されたエディタが起動します。また、環境変数EDITOR
が指定されていない場合は、nano
が起動されます1。
そこで VSCode を使うようにしたいのですが、code
を実行するとバックグラウンドで起動されプロンプトがすぐ帰ってきてしまいます。そのため、このままでは Git のエディタとして使用することができません。
方法
code
には、foreground で実行する--wait
オプションがあります。このオプションを付けてcode
を実行するれば Git のエディタとして VSCode を使用できます。
具体的には、次のコマンドを実行してエディタの指定を設定ファイルに加えます。
git config --global core.editor 'code --wait'
# current project onyl
# git config core.editor 'code --wait'
--global
オプションを指定した場合には、~/.gitconfig
にエディタの指定が加えられます。このオプションがない場合は、プロジェクトごとの設定ファイルである.git/config
に指定が加えられます。
参考サイト
-
nano
が使われるのは、Ubuntu だけかもしれません。 ↩︎